『方丈記』800年記念展に、スタジオジブリが参加！

京都市左京区にある世界遺産の下鴨神社で、スタジオジブリがプロデュースする企画展「『定家と長明』展　スタジオジブリが描く乱世。」が10月から開催される。
この企画展は、鴨長明が『方丈記』を執筆してから800年を記念して、ゆかりの地である下鴨神社で行われる「鴨長明方丈と賀茂御祖神社式年遷宮資料展」の一環。


Shimogamo Shrine / MShades

鴨長明は、下鴨神社の神職の子として生を受けたと伝えられる神社にゆかり深い人物。
会期中は神社の宝物など約100点が一挙に公開される。
なかには1978年に東京国立博物館で公開されて以来のお披露目となる直筆の書状もあり、注目だ。

スタジオジブリが描く乱世
今回ジブリが企画した『定家と長明』展は、宮崎駿監督もファンである小説家・堀田善衛さんの「方丈記私記」「定家明月記私抄」を原作に、”もしもジブリがアニメ映画を制作するとしたら”と仮定して制作したイメージボード、キャラクター設定、美術ボード等約300点を展示する、というもの。
宮崎吾郎監督が中心スタッフとなって、この架空の映画の世界を構築。また、会場全体の空間プロデュースもジブリが手がけるという。

開催は１０月１日から１２月１６日まで、午前１０時～午後４時。

（画像：yumebanchi／定家と長明ポスター　© 2008 Studio Ghibli）

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