「となりのトトロ」ついにブルーレイ発売

「となりのトトロ」がついにブルーレイ化!

映画.comによると4月20日、スタジオジブリ作品「となりのトトロ」のブルーレイディスク発売決定が発表された。
発売日は7月18日。価格はこれまでのジブリBD同様、税込7140円。
トトロ劇場公開当時、同時上映された高畑勲監督の「火垂るの墓」のBDも同時発売(価格同じ)される。

(画像:映画.comニュース)

パッケージも、これまで同様に、一色の下地に白抜きシルエットで登場キャラクターを描いたシンプルなデザイン。
今回、トトロは緑色に、火垂るはえんじ色になるようだ。


∟初回限定盤の2本立てブルーレイ特別セットも発売予定。

ジブリ作品のBlu-rayがちょっとお高めのワケ
スタジオジブリ作品はこれまで、2010年7月の「風の谷のナウシカ」を皮切りに8作品がブルーレイ化されている。
そのすべてが一律税込7140円。
新作映画BDの相場価格3000円~4000円からすれば高額なのだが、その理由はBD化する際の「映像へのこだわり」なのだという。

発売元ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの岸本光司ディレクターによると、「ジブリはBD用のマスター作りをする際、パッケージで考えられる最高のクオリティを目指している」という。
具体的には、まずオリジナルのネガをスキャニングし、それからデータの修正を行う。その際、劇場公開時の色合いを再現するため、当時を知るスタッフが記憶をたどりながら作業する。
また、映像圧縮技術の第一人者であるパナソニックハリウッド研究所の柏木吉一郎氏が、ノイズを最小限に留めながら、フィルムの質感を醸せるように映像圧縮を行う。
これらの作業を1タイトルごとに丁寧に行っているため、膨大な時間と費用を必要とするのだ。
「もののけ姫」(97)以前は手描きによる作品の上、ネガの傷みなどもあり特に手間がかかるという。(映画.comニュース)

今年の夏はジブリ関連ディスク続々発売
6月には宮崎吾朗監督の「コクリコ坂から」や、宮崎監督親子を追ったNHKドキュメンタリー「ふたり」のDVD&BDも発売され、夏にかけて新作ディスクが続々登場。
これらの予約も開始されている。(※「コクリコ坂から」の初回特典付き予約は数量限定です)
ジブリファンには楽しみいっぱいの夏ですね!


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