【予告編動画・インタビュー】英語版『風立ちぬ』吹き替えのJ・ゴードン「二郎に共感」

【予告編動画・インタビュー】英語吹き替え版『風立ちぬ』で二郎役のJ・ゴードン「二郎に共感」

いよいよ海外でも公開を開始した、スタジオジブリ宮崎駿監督の『風立ちぬ』。
アメリカでは28日にディズニーの配給で全米公開され、アカデミー賞ノミネートを受けて話題を呼んでいる。

英語吹き替え版『風立ちぬ』で主人公の堀越二郎を演じたジョセフ・ゴードン=レビットのインタビューが、ウォールストリートジャーナルにて掲載されている。また、同記事にて予告編動画も見ることができる。

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画像:WSJ



インタビュー記事によると、演じるにあたりレビット氏は、二郎には「個人的に共感する部分がある」と語った。
「1つは仕事中毒なところ。僕もちょっとそういうところがあるから。もう1つは、ものを作ることが好きなところ。彼と僕とでは作るものは違うけどね」

もの作りに生涯に捧げる姿に共感したと同時に、宮崎駿監督が自分自身を重ね合わせたキャラクターに違いないと思ったという。
また、もう一つ気に入っている部分として、アーティストであれば誰もが共感できる「利害とは別のところにある芸術の美しさ」について描かれていることを挙げた。

レビット氏は宮崎監督作のファンでもあるようで、特に『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』について「宮崎映画の映像はとても心を揺さぶられる」と語り、『風立ちぬ』は「1コマ1コマが見事な絵画のよう」と語り、優れたヴィジュアルについても触れている。
カストルプの役を演じるベルナール・ヘルツォークもまたレビット氏が敬愛するドイツの映画監督。ヒロイン里見の声はウィリアム・H・メイシーが担当している。

◆インタビュー全文はこちら(外部サイト)⇒「二郎に共感」―「風立ちぬ」米吹き替えのJ・ゴードン=レビット/ウォールストリートジャーナル


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