ジブリの血を受け継ぐ新作アニメ『メアリと魔女の花』2017年夏公開!

ジブリの血を受け継ぐ新作アニメ『メアリと魔女の花』2017年夏公開!

スタジオジブリで『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』を手がけた米林宏昌監督が、最新作『メアリと魔女の花』を2017年夏に公開予定であると発表された。

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画像:「メアリと魔女の花」特報より



11歳の少女メアリの冒険を描いた物語で、原作はイギリスの女流作家メアリー・スチュアートの児童文学『The Little Bloomstick』。
ジブリ解散後、米林監督と元ジブリのプロデューサー西村義明氏が立ち上げた新スタジオ「スタジオポノック」による第一作目の長編作品となる。
「僕らはジブリの血を受け継いでいるのは間違いない」「今度の作品は米林監督のジブリ人生をすべて注ぎ込む作品になるので、楽しみにしてもらいたいと思います」と西村氏。ジブリファンとしても期待が高まる。

シネマトゥデイでは、米林監督から本作を制作することを報告された宮崎監督の反応も報じられている。
それによると、“最初はコーヒーを淹れて好意的に迎えてくれた宮崎だったが、長編をやると聞くやいなや顔色がパッと変わり、「だったらこんなところに来るな。覚悟を持ってやれ」と追い返されたという。とは言いながらも、後日、宮崎は「頑張ってつくる」という米林監督の決意を聞いて「うれしい」と語っていたそうで、「逆にプレッシャーに感じました。宮崎さんにうれしいと思ってもらえる作品をつくらないと」”と米林監督。
なんとも宮崎監督らしい感じがするエピソードだ。

一方、『メアリと魔女の花』の骨子を聞いた高畑監督には、かつて宮崎・高畑両監督が『NEMO/ニモ』(1989に公開された日本とアメリカ合衆国の共同製作)で実現が叶わなかったことをやろうとしている、と言われたそうだ。
鈴木敏夫プロデューサーの反応も、記事には書かれている。詳しくは下記関連リンクにて。

【動画】「メアリと魔女の花」特報


【関連リンク】
ジブリの血を受け継ぐ新作アニメに宮崎駿、高畑勲、鈴木敏夫の反応は?/シネマトゥデイ
スタジオポノック

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