宮崎駿監督お気に入り屋久島の民宿「水明荘」

宮崎監督が愛した屋久島、お気に入りの宿とは?女将が語る滞在中の監督の様子とは。

鹿児島県にある世界遺産・屋久島は、宮崎駿監督の名作「もののけ姫」の舞台となったことでも知られる美しい島。
宮崎駿監督が屋久島を訪れた際に好んで宿泊した民宿があるそうだ。

wfa

(画像:YOMIURI ONLINE)



YOMIURI ONLINEによると、その宿の名は「水明荘」。
監督が初めてこの宿に訪れたのは、「もののけ姫」ロケハンが行われた95年5月。スタッフ20名と宿泊したという。
滞在4日目の最終日には「となりのトトロ」のイラストが書かれた色紙を贈ったそうで、今でも宿には監督が残した色紙や写真が並ぶ。

水明荘(12室)は島の南東部の安房集落にあり、そばを流れる安房川の流れと山の景色を楽しめる。
女将の岩川康子さん(52)と夫の大学さん(54)の2人で切り盛りしており、静かな環境でくつろげる居心地の良さが人気だ。

もののけ姫の森
もののけ姫の森 / mako10


映画公開後の98年6月、宮崎監督は再び水明荘を訪れた。「自ら予約の電話をかけてくれて、本当に驚いた」と岩川さん。
前回の滞在で安房川の景色を気に入ったといい、1週間ほど家族や友人と部屋でゆっくり過ごしたり、屋久杉の工芸制作や流れ船、焼酎などを楽しんだりしたという。
宮崎監督は、岩川さんの3人の子どもたちに1枚ずつサインをプレゼントしたほか、工芸品にジブリのイラストを描いたものも残しており、訪れる観光客らにも好評だという。

Arakawa trail, Yakushima island
Arakawa trail, Yakushima island / caseyyee


監督の滞在を振り返り、「目で見たものを何でも自然の中に置き換えて考える方で、さすが芸術家だなと感じた」と岩川さん。
「宮崎監督のおかげで屋久島がさらに有名になり、島の誇りにもなった。引退を機に、ねぎらいと感謝を込めて手紙を書きたい」と話している。
長編作品の現場からの引退を表明した宮崎監督について、「監督の引退は本当に残念だが、監督との出会いは一生の思い出。もう一度屋久島を訪れ、自然を楽しんでほしい」と話した。


【関連リンク】
宮崎駿監督が愛した民宿 屋久島「水明荘」/YOMIURI ONLINE