「魔女の宅急便」作品情報

「魔女の宅急便」作品データ、キャスト・スタッフ一覧、あらすじ、登場人物などの情報です。


(画像:wikipedia ©1989角野栄子・二馬力・GN)

1989年に公開された、スタジオジブリ宮崎駿監督の長編アニメーション作品。
原作は、角野栄子による同名児童文学(第1巻)。

作品データ

公開:1989年(平成元年)7月29日
上映時間:102分
原作:角野栄子作「魔女の宅急便」
制作:スタジオジブリ
配給:東映
キャッチコピー:おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
英題:Kiki’s Delivery Service
賞歴:・第13回日本アカデミー賞 話題賞
・第44回毎日映画コンクール アニメーション映画賞
・第7回ゴールデングロス賞 マネーメイキング監督賞,予告編コンクール賞
・エランドール賞特別賞
・キネマ旬報読者選出日本映画1位,読者選出日本映画監督賞
・全国映連賞 作品賞,日本映画監督賞
・文化庁優秀映画製作奨励金交付作品
・米国のENTERTAINMENT WEEKLY誌 1998年(平成10年)度ベストビデオ部門第1位に選出

ストーリー
魔女のキキは13歳。魔女は13歳になると、一人前の魔女になるため、1年間の修行に出る掟です。
満月の夜に黒猫のジジと一緒に旅立ったキキは、海辺の大きな町コリコにやってきました。

新しい町でキキは、自分が唯一使える魔法「ホウキで空を飛ぶこと」を活かした、空飛ぶ宅急便の仕事をはじめます。
やさしく頼もしいパン屋のオソノさん。空を飛ぶことを夢見る少年トンボ。気さくな画学生のウルスラ。
さまざまな人と触れ合いながら、助けられ、心ゆさぶられ、学んでいくキキ。
慣れない都会暮らしや初めての仕事のなかで、おちこんだりしながらも、一歩一歩成長していく素敵な少女のお話です。

主な登場人物
■キキ(声:高山みなみ)
13歳の元気な魔女の子。魔女の掟である独り立ちの日をむかえ、黒猫ジジと共に旅立つ。
魔女として唯一持っている力は、ホウキで空を飛ぶこと。コリコの町で修行をする。
頭の大きな赤いリボンがトレードマーク。

■ジジ(声:佐久間レイ)
キキの相棒の黒猫。魔女修行の旅に同行する。
キキとだけ喋ることができ、キキのツッコミ役にまわることが多い。

■おソノさん(声:戸田恵子)
キキの居候先のパン屋の奥さん。妊婦。
おおらかで親切な性格で、キキの面倒を見てくれる。

■トンボ(声:山口勝平)
空に憧れる少年。飛行クラブに所属し、人力飛行機を作っている。本名はコポリ。

■ウルスラ(声:高山みなみ)
森の山小屋で絵を描いている画家の少女。19才。
落ち込んだキキを励ます。

■老婦人(声:加藤治子)
キキに宅配を依頼した上品で親切な婦人。

スタッフデータ

監督・脚本:宮崎駿
プロデューサー:宮崎駿 鈴木敏夫
製作:徳間康快 都築幹彦 高木盛久
音楽:久石譲
キャラクター
デザイン:
近藤勝也
作画監督:大塚伸治 近藤勝也 近藤喜文
美術監督:大野広司
音楽演出:高畑勲
挿入歌:「ルージュの伝言」 オープニングテーマ
作詞・作曲・歌:荒井由実
「やさしさに包まれたなら」 エンディングテーマ
作詞・作曲・歌:荒井由実

声の出演

キキ/ウルスラ:高山みなみ
ジジ:佐久間レイ
おソノ:戸田恵子
トンボ(コポリ):山口勝平
コキリ:信沢三恵子
老婦人:加藤治子
バーサ:関弘子
オキノ:三浦浩一
フクオ(おソノの夫):山寺宏一
ケット:渕崎ゆり子
ケットの母:土井美加
ケットの父:土師孝也
ケットの祖母:浅井淑子
ドーラ:斎藤昌
時計塔の番人:西村知道
先輩魔女:小林優子
トラックの運転手:池水通洋
ホテルのフロント係:辻親八
飛行船「冒険号」の船長:大塚明夫
赤ん坊:坂本千夏
警官/アナウンサー:山寺宏一
デッキブラシを持ったおじさん:田口昂
パイを届けられる少女(老婦人の孫娘):鍵本景子
パイを届けられる少女の仲間:津賀有子 亀井芳子
その他:丸山裕子
(キキが町に降りたったとき話すおばさん/「ナンパかよ」とトンボに話しかける少年)

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