ジブリ美術館「ねこバスが見た風景展」を観てきました。Part2

三鷹の森ジブリ美術館の新しい企画展示「ねこバスから見た風景展」第二室を観てきた感想です。


Part1ニ続き、「ねこバスが見た風景展」の感想後編は、第二室の様子です。

第二室は、「耳をすませば」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「もののけ姫」の印象的なシーンを再現。
まず目の前に飛び込んでくるのが、「耳をすませば」の地球屋!

雫が、ふとっちょ猫のムーンを追いかけていて辿りついた、あの不思議なお店です。
初めてお店を見つけたときや、ムーンと座り込んで聖司と出くわしたときなど、印象的なシーンの舞台になりました。
店の扉の奥を覗きこむと、テーブルの上のバロンまで見えますよ!
管理人も、雫になりきってしゃがみこんでみたりしちゃいました。

続いて、千と千尋のブース。千尋が迷い込んだ不思議な街が、立体的に目の前に現れます。
ご覧下さい!

©Museo d’Arte Ghibli ©Studio Ghibli (吉祥寺経済新聞より)

千尋の両親が豚になってしまった、あの食堂です!!
ちゃんとイスに座って、お皿や箸まで手に取ることができるんです!
目の前には、映画と同じ鶏の丸焼きや大きな魚の頭がディスプレイ。
管理人はこの展示が特に楽しかったです。

もうひとつ、湯婆婆の部屋の廊下も展示。大きな壷がいくつも並んだあの風景です。

©Museo d’Arte Ghibli ©Studio Ghibli (izaより 緑川真実撮影)

美しく巨大な壷を立体的に見られます。壷の絵柄は、全てハンドペイントだそうです。
実はこちらの壷、あるキャラクターが2つこっそり描かれています。
何が隠れているか近くのスタッフさんに聞いて、ぜひ探してみてくださいね♪

お隣は、ハウルの動く城のブース。

©Museo d’Arte Ghibli ©Studio Ghibli (吉祥寺経済新聞より)

ソフィの帽子屋の作業部屋です。
机には、帽子作りのパーツなどがところせましと並べられ、窓の外には街並みや荒地がひろがります。

最後は出口付近で、もののけ姫のコダマやヤックルにも会えますよ。

どれもこれも、ただ背景を展示するだけでなく、映画の世界に入り込んだような演出。
すっかり童心にかえって楽しませて頂きました。

「借りぐらしのアリエッティ」公開とともに、「借りぐらしのアリエッティ」展も開催されましたが、
あちらは、小人目線になってアリエッティの住む世界を体験できる展示でした。
あの雰囲気がお好きだった方は、この風景展も必見です!!


【関連リンク】
三鷹の森ジブリ美術館 公式サイト