ジブリ西村プロデューサー、新会社「スタジオポノック」設立

ジブリ西村プロデューサー、新会社「スタジオポノック」設立

高畑勲監督に『かぐや姫の物語』を8年がかりで完成させ、スタジオジブリ名物プロデューサー鈴木敏夫氏の後継者ともいわれていた西村義明氏が、新会社を設立していたことがわかった。
おたぽるによると、西村氏が代表取締役として立ち上げた新会社は「株式会社スタジオポノック」。4月15日に登記され、すでに「JR西日本 SUMMER TRAIN!」キャンペーンを手がけているという。

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画像:おたぽる



宮崎駿監督の長編引退宣言から、スタジオジブリの今後について様々な憶測が飛び交っている。
昨年末には、『思い出のマーニー』『借りぐらしのアリエッティ』を制作した米林昌宏監督がスタジオジブリを退社していたことも発覚。インタビュー等で、西村氏と今後について話し合っていると語っていた。

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その後、今年春ごろにイベントに登場した際、西村氏の肩書からスタジオジブリの名が消え「アニメーション映画プロデューサー」のみだったことで、同氏も退社したのかと噂になった。そして今回の新会社設立は、いよいよジブリからの独立とも見られる。
しかしジブリ広報は取材に対し、まだ西村氏はジブリにも籍があり「作品によってはプロデューサー業務を担当するが、先々のことはわからない」と答えたという。

スタジオポノック公式サイト
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