宮崎駿監督の次はジブリ鈴木Pが引退宣言!?ゼネラルマネージャー就任へ

今度はジブリ鈴木敏夫Pがプロデューサー引退宣言!ゼネラルマネージャー就任へ

昨年発表があったスタジオジブリ宮崎駿監督の長編アニメーション作品からの引退に続き(?)、ジブリの名物プロデューサー鈴木敏夫氏(65)も、プロデューサー引退を発表!
9日、文春ジブリ文庫の最新刊とともに鈴木氏が関係者に向け送付したメッセージによると、プロデューサーを引退し、ゼネラルマネージャー(GM)に就任することとなった模様。

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画像:デイリースポーツ

※ゼネラルマネージャー(英: General manager、略語:GM)は英連邦諸国や米国の企業・団体で広く用いられる役職の一つであり、自身の配下にある組織に対して決定権を持つ役職である。(wikipedia

情報元記事によると、大の中日ファンとしても知られる鈴木プロデューサーは、今度の肩書を同球団の「落合博満GM」からとったとのこと。
今年のスタジオジブリは、『借りぐらしのアリエッティ』で監督をつとめた期待の若手監督・米林昌宏さんの新作『思い出のマーニー』が夏公開を控えているが、本作から西村義明氏(36)がプロデューサーを務めることになる。西村プロデューサーは、高畑勲監督の最新作『かぐや姫の物語』でもプロデューサーを務めている。
西村義明氏は2002年にスタジオジブリに入社、当初は制作業務として『ハウルの動く城』などを担当。2006年11月より高畑勲監督作品の担当プロデューサーとなり、制作期間実に8年を費やした『かぐや姫の物語』を公開させた。

鈴木敏夫氏は1972年に徳間書店に入社し、雑誌『アニメージュの』編集長などを務めた後に1989年にスタジオジブリへ移籍。以降、スタジオジブリ全作品の映画プロデューサーを務めてきた。また、『耳をすませば』や『もののけ姫』では端役で出演、『ゲド戦記』の題字や『崖の上のポニョ』以降の作品のキャッチコピーも多数担当している。

鈴木敏夫氏が担当した映画作品一覧

担当作品名(公開年)
プロデューサー『デジタル・デビル物語 女神転生』(1987年)※実写映画
制作補『魔女の宅急便』(1989年)
プロデューサー『紅の豚』(1992年)
企画『海がきこえる』(1993年)
プロデューサー『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年)
声の出演『耳をすませば』(1995年)※西の友人
プロデューサー・声の出演『もののけ姫』(1997年)
プロデューサー『ジブリ実験劇場 On Your Mark』(1995年)
プロデューサー『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999年)
製作『サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS』(2000年)
製作『式日』(2000年)※実写映画
製作『リセス ぼくらの夏休みを守れ!』(2001年)
プロデューサー『千と千尋の神隠し』(2001年)
プロデューサー『めいとこねこバス』(2002年)※三鷹の森ジブリ美術館用短編アニメーション
製作プロデューサー『コロの大さんぽ』(2002年)※三鷹の森ジブリ美術館用短編アニメーション
製作プロデューサー『猫の恩返し』(2002年)
製作プロデューサー
・キャラクター原案
『ギブリーズ episode2』(2002年)
出演『KILLERS キラーズ』(2003年)※劇場用オムニバス映画 『.50 Woman』にて悪徳アニメプロデューサー役
プロデューサー『イノセンス』(2004年)
プロデューサー『ハウルの動く城』(2004年)
プロデューサー・題字『ゲド戦記』(2006年)
出演『立喰師列伝』(2006年)※冷やしタヌキの政
題字・出演『真・女立喰師列伝』(2007年)※ 「戦後思想」編集長・坂崎一の声
プロデューサー
・キャッチコピー
『崖の上のポニョ』(2008年)
キャッチコピー『チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙』(2009年)
キャラクター製作日清製粉グループ本社CM(2010年~)
スペシャルサンクス『トイ・ストーリー3』(2010年)
プロデューサー『借りぐらしのアリエッティ 』(2010年)
プロデューサー『コクリコ坂から』(2011年)
製作『巨神兵 東京に現わる』(2012年)
プロデューサー『風立ちぬ』(2013年)
企画『かぐや姫の物語 』(2013年)
出演『夢と狂気の王国』(2013年)

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