千と千尋の「油屋」のモデルになった銭湯がある江戸東京たてもの園を散策
千と千尋の「湯屋」のモデルになった銭湯がある江戸東京たてもの園を散策!
東京都小金井市にある江戸東京たてもの園にて、開催中の「ジブリの立体建造物展」に行ってきました。
開催地である江戸東京たてもの園は、スタジオジブリからもほど近い都立小金井公園内にある野外博物館。
失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存・展示しているところで、江戸時代から昭和初期まで30棟ほどの建物が建ち並んでいます。
ここに、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』に登場する「油屋」や、千尋が迷い込んだ不思議の町のモデルのひとつとなった建物があり、また映画公開当時、記者会見が行われたりもしたところです。
宮崎監督お気に入りの場所で、よくこのあたりを散歩していたそうで、園内には監督デザインのマスコット「えどまるくん」グッズなどもあります。
映画のモデルとなった銭湯などがあるのは、園の東ゾーン。
千尋が迷い込んだ不思議の町によく似た、看板建築の建物も並んでいます。
建物の中には、使われていた当時を思わせる内装や、建物の解説なども用意されています。
看板建築の奥に、銭湯「子宝湯」があります。
入口で靴を脱いで上がることができます。
こちらは男湯。レトロな看板や柱時計、脱衣かごが趣ありますね。
浴室内。
女湯の方に、展示ケースや解説コーナーも設けられています。
高くに取りつけられた窓から明るい日差しが入ってきて、気持ちがいい空間。
実際に中を歩いて、床板やタイルの感じを味わいながら、古い建物のよさを感じられる展示です。
貴重な建物は他にも、西ゾーンやセンターゾーンにも広がっています。
好評につき、3月15日まで会期が延長された「ジブリの立体建造物展」。
ジブリ展と共に園内の建物の散策をぜひ楽しんでみては♪