宮崎駿監督がトトロ縁の地・所沢に住むワケとは
「となりのトトロ」誕生の地・所沢とは。宮崎駿監督インタビュー
フリーマガジンMAGに掲載されている宮崎駿監督へのインタビュー記事の中で、監督が埼玉県にある町・所沢について語っています。
所沢は、宮崎監督が長年住んでいる町であり、また映画『となりのトトロ』に縁ある地としても知られています。
(画像:フリーマガジンMAGより)
アニメーション会社が集中していた西武線沿線
宮崎監督の話によると、若き頃の宮崎監督が入社した東映動画や手塚治虫の虫プロダクションなど、アニメーション業界は西武線に集中していたのだそうです。
その沿線で、当時の宮崎監督が経済的に住める場所となると、東京を超えてしまい、埼玉県の所沢にたどり着いたのだとか。
その後、宮崎監督は勤め先を移し通勤に不便を感じることもあったそうですが、所沢を離れてぜひ住みたいと思えるほどの場所は他になかったとのこと。
宮崎監督が住みたくなる場所の条件のひとつには、散歩したくなる田んぼや雑木林があることのようです。
そういった場所が残る所沢から『となりのトトロ』も生まれ、周辺をモチーフにした景色や地名などが作品のあちこちに見られます。
同インタビュー記事に、宮崎駿さんと歩こう!トトロの森さんぽという、所沢周辺のユニークな地図も掲載されていました。
画像クリックで、地図が開きます。
トトロに縁ある場所や首都圏に残る貴重な自然スポットが紹介されています。
印刷ボタンがあるので、印刷したこの地図を手にしながら、所沢を歩いてみるのもいいですね!
同記事ではこの他、宮崎監督の学生時代やオススメの作家、まちづくりについてなども語られています。
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