宮崎駿に影響を与えた「沙漠の魔王」 ジブリ美術館でパネル展示
ジブリ美術館で新しいギャラリー展示、少年時代の宮崎駿監督が夢中になった冒険物語とは。
東京都三鷹市の井の頭公園内にある三鷹の森ジブリ美術館では、11月17日より、パネル展示「もっと知ろう、沙漠の魔王展」を開催した。
場所は美術館2階ギャラリーにて、来年1月まで展示される予定。
(画像:特別展示/三鷹の森ジブリ美術館公式サイトより)
「沙漠の魔王」は、少年時代の宮崎駿監督が熱心に読んだという福島鉄次の絵物語。
主人公のボップ少年が、香炉から飛び出す巨大な魔王と冒険する物語で、1949年から月刊マンガ誌「冒険王」で連載されていた。
今回のパネル展示では、同作品に関する資料のほか、連載当時の世相が分かる写真なども展示している。
開催中の企画展示「挿絵が僕らにくれたもの」とあわせて、スタジオジブリの映画作りにも受け継がれている「通俗文化の源流」を発見できる美術展だ。
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