ジブリスタッフによる「風立ちぬ」豆知識ツイートまとめ

ジブリスタッフが新作「風立ちぬ」がもっと面白くなる豆知識をツイート

興収100億円超えを見込まれる今夏最大のヒット作となったスタジオジブリ宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」。
宮崎監督初のノンファンタジーに挑んだ本作は、零戦を作った設計士・堀越二郎をモデルに、堀辰雄の同名小説の要素を取り入れながら激動の昭和を描いたもの。



賛否両論まじえながらも注目を集めている作品ですが、ジブリの宣伝スタッフによる公式ツイッターにて、本作のポイントや製作現場の様子といったスタッフならではの情報が公開されています。
ちょっとだけ知るとさらに作品を楽しめるような、「風立ちぬ」にまつわる豆知識ツイートをまとめてみました。

主人公・二郎の声に「エヴァ」庵野監督が抜擢された決め手



宮崎監督は、庵野監督のことを「物凄く正直な男だ」とお気に入りのようですね。
映画の完成報告会見では「(庵野は)現代で一番傷つきながら生きている、その感じを持っていたから」とも言っていますね。

  ⇒関連記事:宮崎駿監督、涙の完成!ジブリ「風立ちぬ」完成報告会見

作品キャッチコピー「生きねば。」とナウシカの最後の台詞


宮崎監督が手がけた初のオリジナル作品「風の谷のナウシカ」。
あれから約30年後の本作、タイトルにも同じ「風」の文字が。

堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて。


宮崎監督は堀越二郎をモデルといっても「堀越二郎さんの評伝を作りたいわけではなかったので、あまり調べることはしなかった」とのこと。
自分流に堀越二郎を取り戻したかったのだとも語っています。(雑誌「CUT」9月号『風立ちぬ』3万字徹底インタビューより)

 ⇒関連記事:「風立ちぬ」特集雑誌&関連書籍まとめ

今回も音楽担当は久石譲さん



いつも宮崎監督とのお仕事は大変のようですが、今回は特に大変だったそうですね。
音の面でも従来のルーティーンと違う方向性を目指したようです。

ヒットの秘訣?タイトルに「の」がない!


うーん、ちょっと厳しいでしょうか(笑)
でも「の」のジンクスを覆す大ヒットとなりましたね。

宮崎監督初の大河ドラマ?!


昭和期の激動の30年が描かれた本作。
俺だって!ってなんだか可愛いです。

ジブリの社名の由来


アニメーション界に熱風を起こしました。

人の声から生まれた効果音


効果音を担当する声には、宮崎監督もオーディションを受けたようですが落ちた(というか自分で落としたというか)話も(笑)
三鷹の森ジブリ美術館で上映される短編アニメ「やどさがし」でも、人の声で効果音を表現した作品があります。こちらはタモリさんと矢野顕子さんが担当。タモリさんの芸が光っています!

 関連リンク⇒「声で効果音」やりたかった 宮崎駿監督、新作短編を大いに語る/YOMIURI ONLINE(外部サイト)

ジブリヒロインのテーマカラーはピンク?


確かにポニョや千尋、メイちゃんなどもピンクを着ていますね!
ナウシカやシータ、キキ、ソフィーなどが着ている紺~青系も多いなあと思います。
色に注目して見るのも面白いですね。ジブリの色を決めてきた色彩設計の保田道世さんは、宮崎監督に戦友といわれる存在。
今回も、ポニョでの引退宣言をひるがえして担当されています。宮崎作品に欠かせない存在のおひとりなのでしょうね。


私も子供の頃はナウシカがよくわからなかったけれど、わからないなりに心に残って、今もずっと大切な作品です!


今回も美味しそうに食べていましたね。カストルプさんがむしゃむしゃ食べていたクレソンサラダも気になりました。
ドーラが食いついていた肉を食べたい・・・

なぜクレソンのサラダなのか?


クレソンにはそういった背景があったのですね!
こうした細かな時代背景も知ると、またさらに映画を見る楽しみが増しますね。
元ジブリ社員のアルパートさんは、海外で勝手にシーンをカットされたりした「風の谷のナウシカ」を取り戻してくれた人だそうです。
テレビでアルパートさんのアフレコ風景が紹介されていましたが、ちょっと音痴な歌や、「もう少し日本語を下手に喋って」と注文されるなどおかしかったですが、終始なごやかなムードでした。

以上、現在までにジブリスタッフによってツイートされている「風立ちぬ」豆知識をまとめてみました。
また随時、新情報や話題をご紹介していきます。