ジブリ密着映画『夢と狂気の王国』監督インタビュー「ジブリに片思いした1年間」

ジブリドキュメンタリー『夢と狂気の王国』DVD/BD発売記念!監督インタビュー「ジブリに片思いした1年間」とは?

スタジオジブリに密着したドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』のDVD&Blu-rayが5 月21日(水)に発売・レンタル開始となったことにあわせて、監督の砂田麻美さんのインタビュー記事がテレビドカッチに掲載中です。

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画像:テレビドカッチ



『夢と狂気の王国』は、2013年11月に全国公開されたドキュメンタリー映画。『風立ちぬ』制作中の宮崎駿監督を中心に、スタジオジブリに1年間密着して撮影された。
監督の砂田さんは、ジブリに通い続けた1年を「強烈な片思いの日々」だったと語る。
「向こうはこっちを見ていないですから、私だけが向こうをじっと見ている時間がずっと続くわけで。…」もどかしい日々が続く中、スタジオ屋上で高畑監督と宮崎監督と鈴木プロデューサーの3人が揃うという貴重な光景に立ち会えた時などは心が弾んだという。実際、この3ショットは普段のスタジオでもそう見られない奇跡的瞬間だとか。

高畑・宮崎・鈴木というジブリ3大人物の関係性を、砂田監督は「知性と才能と、努力。それらが並外れた3人が奇跡的に出会った」「それぞれが自分の自己実現のためだけではなく、誰かのために働いてきた」と表現。
そんな3人が築き上げたスタジオジブリ。誰もが見学できる場所ではないが、本作を通して「二時間だけの疑似体験として、ジブリに足を踏み入れた感覚になっていただければ嬉しいです。」と語った。

発売とレンタルが開始された本作DVD&ブルーレイには、未公開映像集なども収録。引退表明した宮崎駿監督が語る「いつか作ってみたい映画」のエピソードにも注目だ。


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