「思い出のマーニー」作品情報

「思い出のマーニー」作品データ、キャスト・スタッフ一覧、あらすじ、登場人物などの情報です。

R0012777

画像:「思い出のマーニー」パンフレット (C) 2014 GNDHDDTK



「思い出のマーニー」は2014年7月に公開された、スタジオジブリ米林宏昌監督による長編アニメーション作品。
2010年公開の監督デビュー作「借りぐらしのアリエッティ」につづく、少女を描くのを得意とする米林監督の2作目。
原作は、ジョーン・G・ロビンソンによる同名のイギリス児童文学作品。

作品データ

公開: 2014年7月19日
上映時間: 103分
制作: 星野康二
スタジオジブリ
配給: 東宝
キャッチコピー: 「あなたのことが大すき。」(鈴木敏夫)
「この世には目に見えない魔法の輪がある。」
「あの入江で、 わたしはあなたを待っている。永久に──。」(三浦しをん)
英題: When Marnie was here
賞歴:

ストーリー
喘息の療養のため、釧路にいる親戚の家へ、ひと夏を過ごしにやってきた中学1年生の少女・杏奈。
周囲と上手くなじめなず心を閉ざしている杏奈は、やってきた海辺の村でもいつもひとりぼっち。
杏奈はある日、湿地の向こうに、誰も住んでいない洋館「しめっ地屋敷」を見つけ、そこで金髪の髪と青い目をした少女マーニーと出会う。
2人の少女はすぐに打ち解け、不思議な「しめっ地屋敷」で遊び、秘密を打ち明けあい、2人だけの永遠の友情を誓う。
やがて2人の友情がある秘密にたどりつき、杏奈の心を開いてゆく。

主な登場人物
■佐々木杏奈(声:高月彩良)
本作の主人公。中学1年生の12才。
養父母からもクラスメートからも心を閉ざしており、孤独。
絵を描くのが好きで、いつもスケッチブックを持っている。
喘息の療養のため、不思議な「しめっ地屋敷」がある釧路の村へ、ひと夏を過ごす。

■マーニー(声:有村架純)
本作のもうひとりのヒロイン。金髪に青い目をした美しい外国の少女。
誰もいないはずの「しめっ地屋敷」に住んでいて、杏奈とすぐに仲良くなる。

■佐々木頼子(声:松嶋菜々子)
杏奈の養母。心配性な性格で、いつも杏奈の様子を気にかけており、杏奈からは「メエメエうるさいヤギみたい」と思われている。

■大岩セツ(声:根岸季衣)
杏奈の養母・頼子の親戚。療養に来た杏奈をひと夏、あずかる。
明るくおおらかな性格で、杏奈をあたたかく迎え、見守る。

■大岩清正(声:寺島進)
セツの夫。能天気でおおらかな性格。
怖い話が好きで、度々杏奈に怪談を持ちかけ、セツにたしなめられるところも。

■彩香(声:杉咲花)
東京から「しめっ地屋敷」に越してきた少女。
好奇心旺盛で、しめっ地屋敷とマーニーの秘密を解こうとする。

■久子(声:黒木瞳)
いつも丘の上から「しめっ地屋敷」の絵を描いている婦人。
マーニーのことを知っている様子。

■十一(声:安田顕)
いつも一人で釣りをしている無口な男。
誰とも話さず関わりを持たないが、杏奈のことはボートに乗せてくれる。

■ばあや(声: 吉行和子)
マーニーの世話をしている。おてんばなマーニーに厳しい。

スタッフデータ

製作: 鈴木敏夫
原作: ジョーン・G・ロビンソン
監督: 米林宏昌
脚本: 丹羽圭子 安藤雅司 米林宏昌
音楽: 村松崇継
主題歌: プリシラ・アーン/「Fine On The Outside」
挿入歌: フランシスコ・タレガ/「アルハンブラの思い出」(Recuerdos de la Alhambra)
作画監督: 安藤雅司
美術監督: 種田陽平
プロデューサー: 西村義明

声の出演

佐々木杏奈: 高月彩良
マーニー: 有村架純
佐々木頼子: 松嶋菜々子
大岩清正: 寺島進
大岩セツ: 根岸季衣
老婦人: 森山良子
ばあや: 吉行和子
久子: 黒木瞳
彩香: 杉咲花
山下医師: 大泉洋
十一: 安田顕
美術教師: 森崎博之
紳士: 戸次重幸
町内会役員: 音尾琢真

【関連リンク】
思い出のマーニーグッズ一覧
ジブリ作品一覧(劇場長編アニメーション・三鷹の森ジブリ美術館上映作品ほか)
ジブリ作品キャッチコピー一覧
ブルーレイ化されているジブリ作品一覧