ジブリ新作は「思い出のマーニー」来夏公開!アリエッティの米林監督の2作目!
ついに発表!来年夏公開のジブリ新作は、マロこと米林監督による英国ファンタジー!
夏に公開された宮崎駿監督の『風立ちぬ』と引退宣言、そして現在公開中の高畑勲監督作『かぐや姫の物語』やドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』など、話題が尽きなかった今年のスタジオジブリ。
さらにさらに、来年公開される最新作の情報も発表されました!
(画像:『思い出のマーニー』公式サイト)
配給元の東宝は今月12日、来年度の新作ラインアップを発表。来夏公開予定のスタジオジブリ新作が、米林宏昌監督の『思い出のマーニー』であることを公表しました。
イギリスの同名児童文学作品が原作(ジョーン・G・ロビンソン)で、内気で孤独な少女が不思議な少女マーニーと交流し成長していく物語となるようです。
この原作は、宮崎駿監督も著書「本へのとびら-岩波少年文庫を語る」(岩波新書)の中で推薦している本の一冊です。
★宮崎監督推薦図書をまとめた同書の詳細記事はコチラ⇒宮崎駿著「本へのとびら-岩波少年文庫を語る」(岩波新書)
マーニー、既にイオンシネマに登場していた!
今夏に『風立ちぬ』が公開された際、キャンペーンのひとつとして、全国のイオンシネマにジブリ全作品をコラージュした巨大壁画が出現しました。
当時、実際に見に行ってみたのですが、その中に見慣れぬ少女の絵があったことを記事に書きしました。その少女こそがマーニーだったようです!
★その時の記事はこちら⇒「風立ちぬ」公開記念に登場した巨大ジブリ壁画の謎
あのキャラクターはなんだろうと、色々と情報を探してみても見つからず不思議でなりませんでしたが、ようやくスッキリしました。
ラフなタッチで描かれたその少女が、アリエッティの横にちょこんと位置していた理由もこれで解けました。
あの壁画にこうした謎を残したのは鈴木プロデューサーのアイデアでしょうか?まんまと仕掛けにはまったようです!
マーニーとアリエッティとマロ
ジブリ米林宏昌監督の最新作『思い出のマーニー』は、原作の英国児童文学をもとに、舞台を日本に移すという、2010年に公開されたジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』と似たようなスタイルになるようです。
そのアリエッティを監督したのも米林監督。スタジオジブリでは「マロ」というニックネームで呼ばれ、スタジオきっての絵の巧さと穏やかな人柄が印象的な方。
初監督作品となったアリエッティは、海外ではジブリ史上最高の興行成績を収めています。
『思い出のマーニー』は米林監督にとって、初監督作『借りぐらしのアリエッティ』につづく2本目の長編作品。
脚本は米林監督のほか、『借りぐらしのアリエッティ』の丹羽圭子と『もののけ姫』などで作画監督を務めていた安藤雅司も参加する模様です。
個人的には、米林監督の作品をまた見たいと思っていたので、とても楽しみです!