鈴木P「ジブリ解体はない」宮崎監督は短編制作に意欲

ジブリ解散も買収もない!不穏な噂に鈴木プロデューサーが一部報道についてコメント

解散か?買収か?スタジオジブリの今後について様々な憶測が飛びかっていましたが、やっとジブリからのコメントが出ましたね。

スタジオ解散疑惑について初めて取材に応じたスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏によると、「製作部門の人員は縮小するが、映画作りをやめることはない。いい企画があれば、子供たちのために作りたい」と断言。ジブリが解体することはないとした。
今後については、新作製作が決定した時に必要な人員を確保する形に変更されるという。既に昨年の「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)でも、この形を実験的に取り入れていたとも明かしている。
スタジオジブリでは、91年の「おもひでぽろぽろ」以降、アニメーターを社員として常時雇用する形をとってきたが、今後は社員雇用をしない一般的なアニメーション会社と同様の形になるということか。

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画像:ITmediaニュース



一方、長編アニメ製作からの引退を宣言している宮崎駿監督は、短編アニメーションを作りたいと話しているようだ。
三鷹の森ジブリ美術館では現在9本の短編アニメが上映されてきたが、今後新作が出るのか、はたまた別の形での作品発表があるのか。まだわからないようだ。
息子の宮崎吾朗監督が、秋からNHK・BSで放送されるTVアニメ「山賊の娘ローニャ」を製作中であるが、本作の予告編を見た宮崎監督は複雑な表情を見せながらも、CGでセル画風に見せる手法については、「どうやってやるの?」と興味を示していたという。

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また、ニコニコ動画を運営する株式会社ドワンゴがジブリを買収か?という一部報道もあったが、川上量生会長はこれも完全否定している。
川上氏は、2011年「コクリコ坂」(宮崎吾朗監督)より、鈴木敏夫氏のもと「プロデューサー見習い」としてスタジオジブリに入社している。


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