ジブリ宮崎駿監督が引退宣言、6日に監督本人が会見予定
宮崎監督引退宣言。ベネチア映画祭にて公式会見を開きジブリ社長が発表。
9月1日午後(現地時間)ベネチアで、スタジオジブリの星野康二社長が宮崎駿監督の引退を発表しました。
宮崎監督の最新作「風立ちぬ」がノミネートされている第70回ベネチア国際映画祭にて開かれた公式会見での、突然の発表でした。
(画像:2008年8月31日、ヴェネツィア国際映画祭にて/wikipedia)
常に1作1作を全力で手がけ、そのたびに引退を漏らしてきた宮崎監督ですが、今回は映画祭にてスタジオからの公式発表ということで、これまでの引退騒動とは少し状況が違うかもしれません。
6日に改めて都内で会見を開き、宮崎監督自身が引退理由を説明されるようです。
宮崎監督は72才。年齢に伴う体力の限界もたびたび口にされていますし、新作「「風立ちぬ」が公開された今年はちょうど現役50年の節目の年でもあり、引退を決意をされたのかもしれません。
ですが、6才年上の高畑勲監督も今年77才で新作を発表されますし、宮崎監督もまだもう少し…とく惜しまずにはいられません。
とはいえ、アニメーター出身で膨大な原画チェックをしている宮崎監督と、絵を描かない高畑監督ではまた状況が違ってくるのでしょうけれど…
三鷹の森ジブリ美術館の短編作品など、何らかの形でこれからも監督の作品を見られたらと願います。