宮崎駿監督の引退イタリア紙でも一面報道
宮崎駿監督の引退が各国にも衝撃。イタリア紙では一面報道。
最新作「風立ちぬ」を公開中のスタジオジブリ宮崎駿監督が引退を発表し、驚きや惜しむ声など大きな反響を呼んでいますが、この発表にイタリアの新聞でも1面で報道するなど、世界にも衝撃を与えているようです。
(画像:スポーツ報知)
スポーツ報知によると、主要紙「コリエレ・デラ・セラ」は、1面で「ベネチアに夢を見させてくれた宮崎駿監督が引退を表明した」との見出しで「風立ちぬ」の場面写真と宮崎監督の顔写真を掲載。
エンターテインメント関連の記事、しかも海外の人物が1面に載るのは極めて異例だそうで、与えたインパクトの大きさがうかがえる。
同じく、主要紙「ラ・スタンパ」では「千と千尋の神隠し」など、過去作品の写真も使用し、映画祭関連ではトップ記事の扱い。
「日本のアニメの父が作った最後となってしまったのはショックだが、彼の作品は、いつまでも生き続けるだろう」。
ロイター通信も1日、ベネチア発の記事で「『日本のウォルト・ディズニー』とも評される監督」と表現。
「風立ちぬ」もコンペティション部門に出品しているベネチア国際映画祭開催中の発表ともあり、こうした反応から、“賞レース”への影響を示唆する声も。
宮崎監督自身は、賞のために作品を作っていないことを幾度となく口にしていますし、制作の渦中はきっとそれどころではなかったでしょう。
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