ジブリ美術館の新作映画「たからさがし」を観てきました

三鷹の森ジブリ美術館で上映中の、新作短編映画「たからさがし」の感想です。

6月某日


土星座の新作「たからさがし」や、企画展「ねこバスから見た風景展」など
新しい催しがいっぱいのジブリ美術館にお邪魔してきました。

今回いただいた入場券はこちら。

「千と千尋の神隠し」の大湯の水しぶきのようです。
今回は、パッと見ではわかりづらいような、ちょっとマイナーなシーンでしたが
どんなシーンを頂けるのか、このフィルムチケットもジブリ美術館に来る楽しみのひとつですね。

さて、まずは新作短編映画「たからさがし」の感想から。
同名の絵本を原作に、企画・構成宮崎駿監督、上映時間約9分の作品です。
(※中川李枝子 さく  大村百合子 え  『たからさがし』福音館書店 刊)



ゆうじという男の子とうさぎのギックが、おいかけっこやおすもうなどをして競い合います。
未来少年コナンばりの走りやジャンプ。ムキになった顔や、背中を丸めて笑う顔。
本当に子供らしくイキイキとした動きや表情に魅了されます。

その後、ギックのお婆ちゃんの家でおやつをご馳走になるシーンがまた素敵。
ジャムつきのようなクッキーに、お砂糖いっぱいの紅茶。
相変わらず、ジブリアニメの食べ物はとっても美味しそうに見えるから不思議ですね。

ひとつひとつの動きがとても丁寧に豊かに表現されていて、見ていて幸せな気持ちになる素晴らしい短編でした。
また、やわらかな線と色彩で描かれた背景美術も大変美しく、絵本の世界がそのまま動き出しているように感じられました。

上映スケジュールは、6/4(土) ~ 8/31(水)となっています。
詳しくは、ジブリ美術館公式サイトをご参照くださいね。

次回は、企画展「ねこバスから見た風景展」の感想を投稿します。


【関連リンク】
三鷹の森ジブリ美術館公式サイト
  ∟映像展示室 土星座