アカデミー名誉賞の宮崎駿監督「リタイアした人間に賞なんかいらないのに」

黒澤監督以来2人目となるアカデミ―名誉賞の宮崎監督がコメント、授賞式にも出席

スタジオジブリ宮崎駿監督ら3人に「アカデミー名誉賞」を授与するという米映画芸術科学アカデミーの発表があった。
アカデミー名誉賞は、生涯を通じての映画への貢献に贈られる特別賞で、日本人では1990年の黒澤明監督以来、2人目となる。

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画像:NHK NEWS WEB



NHKによると、受賞について宮崎監督は「リタイアした人間に賞なんかいらないのにと本当はおもっています。でも光栄です。名誉なことだと思います」とコメント。
11月8日にロサンゼルスで行われる授賞式にも出席する予定だという。

宮崎監督はこれまでに、『千と千尋の神隠し』で2003年長編アニメーション賞を受賞したほか、2006年の『ハウルの動く城』、昨年の『風立ちぬ』が長編アニメーション賞にノミネートされてきたこと、また1990年代後半『もののけ姫』で世界的なヒットとなる以前からも、『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』など多くの人気作を生み出してきたことなどが称えられての授与となる。
同賞には、宮崎駿監督のほかに、フランスの脚本家ジャンクロード・カリエールさんとアイルランド出身の女優モーリン・オハラさんも選ばれた。


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