ジブリ新作『風立ちぬ』×ユーミン「ひこうき雲」はこうして生まれた。

ユーミン名曲「ひこうき雲」がジブリ新作『風立ちぬ』に提供が決まったユーミン×ジブリ鈴木Pのトークとは?!

スタジオジブリ宮崎駿監督の最新作『風立ちぬ』発表とともに、ユーミンこと松任谷由美さんのデビュー曲「ひこうき雲」が同作に提供されることが話題になりましたが、その経緯となったユーミンとジブリ鈴木プロデューサーのトークショーの全容がYOMIURI ONLINEにて公開されています。


(画像:YOMIURI ONLINE)

このトークショーは、スタジオジブリの長編アニメ「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」のブルーレイディスク発売記念のイベントで、12月9日、東京・南青山のスパイラルホールで開かれた。
「魔女の宅急便」に挿入歌「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」を提供したシンガーソングライターの松任谷由実さんとジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、公開当時を振り返って対談。
「ひこうき雲」提供の話は、そのトーク中に生まれました。

以下、YOMIURI ONLINEより一部抜粋。

――ユーミンさんは普段こういうイベントに出ないですよね。

松任谷 10年にいっぺんぐらい(笑)。

――本日はユーミンさんの「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」が挿入歌に起用されることになった経緯を語っていただこうと思います。

鈴木 音楽について決めなきゃいけない打ち合わせの前夜に、ガールフレンドとユーミンのコンサートに行ったんですよ。それが初めてのユーミン体験。それで翌日、監督の宮崎駿と音楽演出をやっていた高畑勲に「ユーミンがいいんじゃないかな」と提案したんです。

松任谷 そうだったんですか。

鈴木 実は宮崎駿はユーミンの大ファンで、当時は朝から晩までずっと聴いていたんです。だから僕の提案に宮崎駿も高畑勲もすぐに賛成。

松任谷 私の記憶だと最初は書き下ろしを依頼されたんですよね。

鈴木 そうです。

松任谷 ところが、どこにポイントを持っていったらいいんだろうと悩んでいる間に、どんどん時間が過ぎて。

鈴木 そうなんですよ。一年以上も事務所に通いました(笑)。

松任谷 すみませんでした(笑)。でも結果的にはぴったりの曲を選んでいただいた。本当にラッキーでした。

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