トトロゆかりの淵の森、宮崎駿監督ら下草刈り

宮崎駿監督が会長をつとめる保全団体「淵の森の会」の下草刈りが行われました。

(画像:YOMIURI ONLINE)

読売新聞によると、宮崎駿監督が会長を務める市民団体「淵の森の会」は22日、恒例の草刈りを行った。
早春の下草刈りが行われたのは、埼玉県所沢市と東京都東村山市にまたがる淵の森。
都県境を流れる柳瀬川沿いの住宅街に残った約5700平方メートルの森で、映画「となりのトトロ」のゆかりの地としても知られている。

1996年に宅地開発計画があったこの土地を、宮崎監督や市民らの保全活動により、所沢市・東村山市両市による公有地化が実現。
毎年この時期に同団体が行う下草狩りには、市民や他県からのボランティア、宮崎ファンらが広く参加し、森の維持管理に汗を流している。

宮崎さんは「ササを刈ってきたことで、ハナウドなども随分見事に咲くようになった。緩く活動を続け、その時々の森を味わっていきたい」と話していた。(2012年1月24日07時09分 読売新聞)

【動画】草刈りに参加したジブリ芸人いずみ包が宮崎監督の前でネタ披露

・ネタをやることになった経緯についてはコチラ→4度目の淵の森清掃/包-izm blog(外部リンク)

以下は少し古い映像ですが、2007年と2008年の清掃・維持活動した時の報道です。

【動画】2007年 淵の森保全活動の様子

「ほんのわずかだが、これが残ってるおかげでまだほっとできる空間がある。
ずっと誰かが引き継いで続けていけば、もっと意味が出てくるのではと思う」

【動画】2008年淵の森保全活動の様子

「少しでも周りがきれいになれば、不思議と少しずつきれいになるんですよね。
ずいぶんゴミは少なくなりました。落とす人が減りました。文句言ってるより拾ったほうが早いんですね」


【関連リンク】
トトロゆかりの淵の森、宮崎駿監督ら下草刈り/YOMIURI ONLINE(外部リンク)
淵の森保全連絡協議会(外部リンク)