「コクリコ坂から」原画展を観てきました。

東京・池袋西武百貨店で開催した「コクリコ坂から」原画展を観てきました。

2011年7月23日(土)~28日(木)に開催されていた、「コクリコ坂から」原画展を観に池袋へ。

西武百貨店。矢印の垂れ幕が「コクリコ坂から」原画展の宣伝です。

入場料は大人500円。高校生以下無料でした。
管理人は、池袋の映画館で「コクリコ坂から」を観たところ、映画館から無料招待券を頂けました。
映画鑑賞後は原画展に足を運ぶ予定で来ていたので、このサービスはありがたかったです。


原画展会場入り口付近。
ポスターやパンフレットなどにも使用されている、宮崎駿氏が描いた海ちゃんの大きな絵がお出迎え。

さらに、原画展会場では、劇中に登場した「週刊カルチェラタン」まで無料配布。

これも嬉しいサービス!

原画展の内容は、キャラクター設定やイメージボード、美術背景などの展示が主でした。
入場料500円または無料にしては十二分に豊富な展示で、大変見応えがありました。


(画像:西武池袋本店「コクリコ坂から」原画展より)

宮崎駿氏の綺麗な一枚絵や、劇中で画学生の広小路が描いた絵(実際はジブリ美術部が描いた)などの実物を見れたのが特に嬉しかったです。
ちなみに広小路の絵画は、宮崎駿氏の発案で、未来派のイタリア画家ウンベルト・ボッチョーニの作風が参考になっているのだとか。


(wikipedia:ウンベルト・ボッチョーニ)

背景美術も相変わらず美しかったです。
夕暮れの木の葉の色づきや、夜の街の窓明かりなど、空気感と光の表現が本当に綺麗でした。
キャラクターや場面の設定の緻密さにも感嘆しました。

「コクリコ坂から」原画展は、普段のジブリ関連の展示よりもお客さんの年齢層が高かったように思います。
1963年という物語の舞台に、なつかしむ方々も多いのでしょうね。
加えて、ちょうど海ちゃんや風間くんくらいの高校生たちもよく見かけました。

大変見応えがある原画展、次はそごう横浜本店にて8月10日(水)~8月15日(月)開催とのこと。
お近くの方は、映画とともにぜひご覧になってみては。

開催:「コクリコ坂から」 原画展 そごう横浜本店
期間:8月10日(水)~8月15日(月)
場所:8階 特設会場
入場料:一般・大学生500円(高校生以下無料)
主催:「コクリコ坂から」制作委員会・読売新聞社
備考:※最終日は午後4時閉場
※ご入場は各日閉場の30分前まで。
※状況により営業時間を変更させていただく場合がございます。
※ミレニアム/クラブ・オンカード会員の方は300円(ご優待料金)にてご入場いただけます。
関連リンク:そごう横浜本店「コクリコ坂から」原画展
「コクリコ坂から」公式サイト