「コクリコ坂から」作品情報
「コクリコ坂から」の作品データ、キャスト・スタッフ一覧、あらすじ、登場人物などの情報です。
(画像:wikipedia ©2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT)
「コクリコ坂から」は、2011年に公開されたスタジオジブリ宮崎吾朗監督の長編アニメーション作品。
原作は、『なかよし』(講談社)にて1980年1月号から同年8月号まで連載された同名少女漫画。
コクリコとはフランス語で「ひなげし」を意味する。
企画と脚本を父・宮崎駿が手がけ、NHK総合で映画製作現場の親子に迫ったドキュメンタリー『ふたり「コクリコ坂・父と子の300日戦争〜宮崎駿×宮崎吾朗〜」』が放送されるなど(2011年8月)、話題を呼んだ。
2011年の映画興行収入・邦画1位となった。
作品データ
公開: | 2011年7月16日 |
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上映時間: | 91分 |
制作: | スタジオジブリ |
配給: | 東宝 |
キャッチコピー: | 上を向いて歩こう。 |
英題: | From Up On Poppy Hill |
主な受賞歴: | 第35回日本アカデミー優秀アニメーション作品賞 |
公式ウェブサイト: | http://kokurikozaka.jp/index.html |
舞台は1963年、横浜。
16才の少女・海は、港の見える丘にある下宿屋コクリコ荘をひとりで切り盛りしている。
毎朝、海に向かって信号旗を揚げるのが日課。信号旗の意味は、「航海の安全を祈る」。
その旗を、海の上から毎朝見ている少年がいた。タグボートで通学している17才の少年、俊。
ふたりが通う高校では、歴史と思い出のつまった文化部部室の建物、通称・カルチェラタンの取り壊しを巡って学生たちによる反対運動が起こっていた。
騒動の中、出会い、次第に惹かれ合うふたりに試練が待ち受ける。
■松崎海(声: 長澤まさみ)
主人公。下宿屋コクリコ荘をひとりで切り盛りする高校生の少女。16才。
幼い頃に海で亡くした父を思い、毎朝信号旗を掲げている。
あだ名はメル。(フランス語で海をラ=メールと言うことから)
■風間俊(声:岡田准一)
海と同じ港南学園に通う少年。17才。新聞部部長。
文化部部室が集まる建物「カルチェラタン」の保存を訴え、学生運動を起こす。
■水沼史郎(声:風間俊介)
港南学園生徒会長。風間の親友であり、港南学園一の秀才。
■松崎空(声:白石晴香)
海の妹。明るく愛嬌がある、いまどきの女の子。
カルチェラタンの騒動で風間のファンになるものの、その直後に知り合った水沼にあっさり惚れ込む。
監督: | 宮崎吾朗 |
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企画: | 宮崎駿 |
脚本: | 宮崎駿 丹羽圭子 |
プロデューサー: | 鈴木敏夫 |
制作: | 星野康二 |
キャラクターデザイン: | 近藤勝也 |
美術監督: | 武重洋二 吉田昇 |
映像演出: | 奥井敦 |
音楽: | 武部聡志 |
主題歌: | 「さよならの夏 〜コクリコ坂から〜」 作詞:万里村ゆき子/作曲: 坂田晃一/編曲: 武部聡志/歌:手嶌葵 |
挿入歌: | 「上を向いて歩こう」 作詞:永六輔/作曲:中村八大/歌:坂本九 「朝ごはんの歌」 作詞:宮崎吾朗・谷山浩子/作曲:谷山浩子/編曲:武部聡志/歌:手嶌葵 「初恋の頃」 作詞:宮崎吾朗・谷山浩子/作曲:谷山浩子/編曲:武部聡志/歌:手嶌葵 「紺色のうねりが」 原案:宮沢賢治/作詞:宮崎駿・宮崎吾朗 /作曲:谷山浩子/編曲:武部聡志/歌:手嶌葵 |
松崎海: | 長澤まさみ |
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風間俊: | 岡田准一 |
松崎花: | 竹下景子 |
北斗美樹: | 石田ゆり子 |
広小路幸子: | 柊瑠美 |
松崎良子: | 風吹ジュン |
小野寺善雄: | 内藤剛志 |
水沼史郎: | 風間俊介 |
風間明雄: | 大森南朋 |
徳丸理事長: | 香川照之 |
松崎空: | 白石晴香 |
松崎陸: | 小林翼 |
海の友達: | 手嶌葵 |
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